2011年6月1日
尼崎医療生活協同組合
理事長 船越正信
組合員、職員のみなさん。3月11日に発生した東日本大震災は、巨大な地震、津波被害に加えて、原発・風評被害と甚大な被害をもたらしました。
尼崎医療生協は、震災直後に「対策本部」を設置し、12日より宮城県坂病院を拠点とした医療支援チーム派遣(5回21人延べ161日)や宮城県南医療生協の地域への生活支援ボランティア派遣(4回31人延べ日)等の支援活動を行ってきました。
被災者支援募金の呼びかけに対し、5月20日現在7,220,229円が尼崎医療生活協同組合に寄せられました。支援募金は全額、直接的な被災者支援として扱い、日本医療福祉生活協同組合連合会、全日本民主医療機関連合会の義援金口座へ4,900,000円を振込み被災自治体へ届けました。また、現地からの救援物資要請に応え、レトルト食品、新品の衣類・下着、歯ブラシ、自転車等を送り、その購入資金として631,176円を拠出しています。残額については、引き続き現地からの物資要請に基づき、物資購入資金として充当していきます。 これまでの医療支援チームの派遣や生活支援ボランティア派遣にかかわる費用は支援募金からではなく事業活動から拠出して来ました。
今求められている支援活動は、現地での「泥だし」、「炊き出し」等の生活支援が中心となっており、大量のボランティアを組織し、大型バス等の交通手段で一斉に現地へ赴き、集中的な作業を行うことが求められています。尼崎医療生協では当面、7月までの支援計画を具体化しボランティアの呼びかけを行っており、その後も長期の支援活動を予定しています。
支援の長期化とボランティアの大量組織に伴い、バスチャーター料金等のボランティア派遣費用は多額になります(40人乗りバスで約35万円)。現地には行けないけれど、ボランティアを支える取組みに参加できないかとのご意見が多数寄せられたこともあり、理事会で議論した結果、これまでの支援募金は終了し、あらたに「東日本大震災ボランティア募金」に取り組むことにさせていただきました。
@ 5月22日より募金活動を、ボランティア活動を支える「東日本大震災ボランティア募金」に切り換えます。
A 募金の使途は、ボランティア派遣にかかわる費用、現地からの物資支援要請に応えるための費用とします。
B これまでの個人からの募金と同時に、支部や事業所でのバザー・物品販売や行事等にも積極的に取り組んで
いただきたいと思います。
みなさんの物心両面にわたるご協力を心よりお願い致します。
以上
11月11日現在
虹のネットワーク合計で大地震支援募金は
日本医療福祉生協連合会義援金講座、全日本民医連義援金講座を通じ被災自治体へ。
被災地(宮城県南医療生協)から養成に基づき物資支援に義援金を使いました。
@ 6月1日より募金活動を、ボランティア活動を支える「東日本大震災ボランティア募金」に切り換えます。
A 募金の使用内容は、ボランティア派遣にかかわる費用、現地からの要請に応えるための費用とします。
B これまでの個人からの募金と同時に、支部や事業所でのバザー・物品販売や行事等を通じ、組織的な取組みを積極的にすすめていくことを提起します。
写真1)尼崎医療生協から自転車50台を送りました
写真2)現地で、泥だし作業をする尼崎医療生協ボランティア
被災地では、着の身着のままで逃げて着替えのない方も大勢おられ、たくさんの支援物資が待たれています。
全日本民医連では集中された物資を現地に届けるために、定期的に運ぶルートを確立しました。
支援物資をご提供くださる方は、最寄りの各事業所へお持ち頂くか、組合員活動部まで(下記連絡先)ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
組合員活動部 ( TEL 06-4962-4920 FAX 06-4962-4921 )
2011年11月11日現在
ボランティアセンターニュース No.88(PDF)(2011/11/17)
復興架け橋ニュース No.8(PDF)(2012/9/12)
宮城県南支援近畿事務局とみやぎ県南医療生協では、医療福祉生協連より財政的支援を受けて、被災地に常駐者配置し事務所「みやぎ虹の架け橋復興支援センター」を設立しました。
不定期ですが支援活動ニュース「復興架け橋ニュース」を配信します。 支援センターの設置により、宮城県南地域・山元町での被災地支援活動がより充実して展開されることとなりました。
被災者の生活再建、地域コミュニティの復旧に向けて、地域のさまざまな団体との連携をしながら支援活動をすすめます。
No.83(PDF)(2012/11/10) 〜 花釜秋祭り 〜
*各ニュースおよび記事へのお問い合わせは
尼崎医療生協 生協事務局 杉山(すぎやま)へお願いいたします。 TEL06−6436−9500